会社設立時の役員報酬と節税の関係
この会社設立お悩み相談では、会社設立の際のよくある質問や
疑問点などを事例形式で紹介していきます。
今回は、会社設立を検討中の建設業の社長とのやり取りで、
会社を作った後の事についての質問です。
【社長⇒会社設立を検討中の建設業の社長】
よく会社を作ったら、役員報酬を払えるから節税になるって聞くけど、どういうこと?
会社設立を検討中の建設業の社長
それは税金の税率構造が関係しているのですが、個人で事業をしていて従業員がいない場合、1人でやってるという事になりますよね?
税理士 物種
そりゃ、そうなりますね。
会社設立を検討中の建設業の社長
これが会社を作って役員報酬という形で支払うと、会社という存在と、社長個人とで、2つの人格が存在することになります。
税理士 物種
うんうん、会社を個人とは別の1つの存在とするってことやんな?
会社設立を検討中の建設業の社長
そうです。税金は、金額が高いほど税率も高いので、1つのものが2つに分かれると税率は下がって、税金総額も少なくなるという事になります。
税理士 物種
なるほど!1つやったら大きくても、分けたら下がるってことか~
会社設立を検討中の建設業の社長
そうです!他にもあるのですが・・・長くなるので、また今度にしますね。
税理士 物種